捻挫、寝違い、ギックリ腰の初期対処
とりあえず氷で患部を冷やしましょう
捻挫、寝違い、ギックリ腰をやってしまったとき患部に炎症が起こってきます。
この炎症がズキズキ痛みの元。
患部の損傷が激しい捻挫などは患部の熱を冷ますためにリンパ液など体内の水分を集めるのでどんどん腫れてきます。
炎症のピークの山が10代~30代半ばくらいまでは24時間、30代半ば以降からは48時間がピーク。
この期間は患部が熱を持ち痛みも腫れもどんどん酷くなっていきます。
炎症期にしっかり患部を氷で冷やしてピークの山を低くしてやることで痛みも抑えれて回復も早やめることができる大事な初期の対処法。
氷じゃなくて湿布じゃダメ?
湿布にも消炎鎮痛剤などが付着しています。
でも初期の炎症を抑え込めるほどの効力はなく湿布がひんやり冷たいのはメントールが付着している冷感で実際冷えてるわけではありません。
※冷えピタはもっと意味ないです。
もう1つ湿布の使い方で間違っていることが多いのが1日貼りっぱなし問題。
さらに湿布はあくまで薬。
消炎鎮痛剤などを染み込ませているので湿布の効果は2時間ほどしかない。
朝貼ってそのまま夜まで同じものを貼りっぱなしは午前中で湿布の効果は失われている。
午後からは雑菌が繁殖しているだけ、そのせいで肌が被れたり荒れたりするんです。
氷でどう冷やすの?
ビニールの袋などに水で少し濡らした氷をいれます。
それを患部に10分~15分あてる。
そして最低30分以上は間隔空けて、また10分~15分氷で冷やすを当日は出来る限り繰り返す。
※絶対守ってほしい大事なポイント※
その①氷を直じゃなくて水で濡らすのは氷を濡らして溶かすことで温度は0℃以上になるので凍傷を防げます。
その②10分~15分なのは長時間冷やすと身体の防御反応で温めようとするので1回は15分まで。
ちなみにギックリ腰や寝違いは慢性疲労の蓄積で起こるので定期的に繰り返さないためにバランス矯正などのケアをオススメします。
捻挫も痛みが引けば問題ないように感じますが、靭帯が伸びて緩んでいることが多いのでしっかり足の骨を正しい位置に戻しておくのが将来的にもオススメです。